オンライン英会話講師Joshの覚書

サラリーマン兼オンライン英会話講師のJoshです。

英検準1級の英単語レベルを知りながら気づいたこと

10年以上に渡る欧米での海外赴任直後、その時の自分自身の英語力を何かしらの形に残そう、という意味で英検1級を受験したのが2021年の5月でした。幸い、1回で合格できたこともあり、私自身はまだ英検に精通しているとは言えません。オンラインの英語講師として英検対策のレッスンも提供しているので、最近は、各級の問題を解いたり参考書を読んだりしながら理解を深めています。

 

先日、準1級でどの程度の語彙レベルが求められるのかを把握することと自分自身の抜け漏れを確認する意味合いで、旺文社の分野別の問題集を1冊手元に置きました。


英検分野別ターゲット 英検準1級単語・熟語問題 改訂版

 

というやつです。メルカリで、新品未使用のものを1,355円でゲットできました。
定番のパス単を買おうとも思ったのですが、インプットばかりやっていると飽きてしまう性格なので、問題を解きながら語彙レベルを確認したり、理解が足らない単語をチェックしています。

 

まだ30問程度しか解いていませんが、意味を忘れてしまっていたり、全く定着していないと感じる単語もチラホラ出てきました。解説には、正答の選び方や類語等も出ていてよいのですが、不正解の選択肢は、代表的な意味が書かれているだけなので、使われ方や例文等は自分で確認する必要があります。

 

レッスンでは、出てきた単語の意味や使われ方を調べる過程で語彙力が増えていくという話をしているので、私自身も実践を継続することが大事ですね。

 

この本のチャプター1は、攻略ポイントで英単語をいかにして覚えるかが書かれている。そこの「語源的知識を使う」という節は、なるほど、という発見がありました。preposterous という最近 英英英単語の超上級編で見かけた単語の意味について説明されていたのですが、pre(前に)+poster(後に来る)+ous(形容詞)と分解でき、「前が後に来るような」というおかしな状態から、「ばかげた」とか「非常識な」という意味になるのだと。

 

語源に関する知識が全くないわけではないのですが、こじつけのようなケースが多く、あまり有用ではないと思っていました。しかしながら、このpreposterousのように語源を意識することで覚えやすくなる単語があるのだ、と少し認識が変わりました。こうした内容は今後の英単語習得術に取り入れ、レッスンでも伝えていきたいと思っています。