オンライン英会話講師Joshの覚書

サラリーマン兼オンライン英会話講師のJoshです。

小・中学生で英検合格を目指すなら、まずは英単語!

オンライン英会話講師を始めてまだ4ヵ月足らずですが、小・中学生向けの英検レッスンニーズが結構ある、というのは新鮮な発見でした。英作文対策や2次の面接対策需要が多いと感じており、講師としてより効果的なレッスンを提供できるように試行錯誤しているところです。

 

3級以上を目指す中高生が多い中、準2級や2級を目指している小学生、1級合格を目指している中学生といったハイレベルな生徒さんもいましたが、総じて、受験する級に対して単語力が不十分、という印象です。

 

生徒さんの力を把握するため、過去問を使ってReadingの大問1を一緒に解きながら
選択肢の英単語を全て確認するというプロセスを入れるのですが、全く分からない、
聞いたことがないという単語が5-6割ある状態の生徒さんも珍しくありません。

ご両親に言われて仕方なく勉強している子もいるでしょうし、合格しさえすればよいという考え方で対策をすれば、単語力が不十分でも何とかなる部分もあります(例えば、問題数に比して配点の高い英作文に力を入れるなど)。

 

ですが、ギリギリで合格できたとしても、その級に相応のボキャブラリーが身についていないというのは残念に思います。せっかく試験を受けるなら、後々の英語力向上につながるよう、単語力をしっかり身につけて欲しいと感じています。

 

「過去問に出てくる単語のチェックや単語集をしっかりやるように!」と言っても、
1人でしっかりできる子ばかりではありません。このことを念頭に、限られたレッスン時間の中で少しでもボキャブラリーを増やしてあげられる方法を考えています。(といっても、英単語は、結局のところ、覚えては忘れてを繰り返して身についていくものではありますが。。。)

 

2級以上を目指す場合、でる順パス単 [ 旺文社 ]のような単語集を繰り返すことに加えて、語彙問題に特化したアウトプットを繰り返すことも効果的だと思います。文章の中で使われている単語に接することで、passive vocabularyからactive vocabularyになる単語も出てくることでしょう。そういった単語を英作文で使うことが出来ればなおよいですね。